リホーム代金や補助金の贈与税などについて

ご質問ありがとうございます。

リホーム代金の支払に関して、
贈与税の取扱いについてお悩みかと思います。


私名義の建物のリホームに母がお金を出したのは、贈与税対象となるものでしょうか？


権利関係を整理すると次のような状況かと思います。
・建物の名義：ご質問者様
・リホーム工事の契約者：ご質問者様
・お金の支払：お母様

今回の場合、経済的な利益を受けるのは
ご質問者様になりますので、
お母様　⇒　ご質問者様
の贈与税の対象になると考えられます。

もしかすると、お母様が工事業者に直接お金を
振り込んでいるかもしれません。
しかし、契約に沿った手続きを考えれば、
①お母様からお金をもらい、
②そのお金をご質問者様が工事業者に支払う
と考える方がシンプルになるかと思います。

補助金が私の口座に振り込まれるので、母の口座に振り込み、または手渡しなどで渡そうと考えていますが、この場合にも贈与税が発生するものでしょうか？


補助金を受取るべき人はご質問者様ですので、
ご質問者様　⇒　お母様
の贈与税の対象になると考えられます。


補助金は私にあげると言っています。もし私がもらう場合、贈与税対象になるものでしょうか？


補助金を受取るべきご質問者様の手元に
お金が残るだけですので、
贈与税の対象にはならないと考えられます。


贈与税の対象になる場合でも、
贈与税には年間110万円の非課税枠がございます。
贈与税の申告・納税が必要かどうかは、
110万円の金額と比較してご確認いただければと思います。

ご参考になれば幸いです。