夫婦間、家族間の資金移動と贈与税について
夫名義の口座に入れていた約2000万の貯金を妻の口座に移動して、支払調書が発生する資産運用をし、利益を得たのですが、夫婦共有財産という認識で贈与という認識はなく、後から贈与税がかかるかもしれないことを知り、全く眠れなくなりました。
①やっぱり贈与税はかかってしまいますか?
記憶があいまいなのですが、贈与の認識がなかった為、夫から移動したお金を、また、別の夫の口座に移動したりしたかもしれません。
②こちらは二重贈与にあたりますか?
実母からも一時的に貴金属投資の為の800万近い金額を、妻である私が借りて夫名義の口座から出金して夫から手渡しで返しており、その際に実母が銀行に預けず、そのまま保管していたようで、実母に返済の事実を裏付ける通帳の記録等や借用書も短期間だった為ありません。
③実母からも贈与とみなされてしまうでしょうか?
④借用書を今からでも作成した方がいいのでしょうか?
また、実質的に実母が祖母の貯金を管理しており、一時的に貸してくれた800万のうち400万は祖母の貯金から出していた事実も判明し、もうぐちゃぐちゃでどうしたらいいかわからず精神的に病んでしまいそうです。(祖母は老人ホームに入っておりかなり高齢で自立歩行も難しく、口座を作るために銀行等に行けないため、実母が現金でそのまま持っていたそうです。そのため、こちらも返済したのですが、通帳の記録も借用書もありません。)
⑤祖母からも贈与とみなされますか?
調べたら過去7年分を遡って調査されるみたいなので、今、4人分の通帳の明細を必死に集めてます。
7年分遡って調査されるとしたら、今度は妻の口座から出した資金で夫名義の車を買ったりしており、これも夫婦間の贈与の認識はなく、とりあえず私の口座からお金を出しやすいという安易な考えでした。
⑥車の支払いも贈与とみなされますか?
全て贈与とみなされたら、私は子供がまだ小さく専業主婦の為、支払いができず、どうしたらいいのかわからず、パニックになってじっとしていられなくなり、一睡もできず、夜もずっと右往左往したりして気を紛らわせないとおかしくなってしまうぐらい考え込んでしまっています。
税理士の回答
家庭内の預金が家族間で長年に渡って混同しているようですね。
まずは、名義を借りたのか、贈与をしたのか、貸し借りなのか、を判断する必要があります。
そういった家族間の高額預金の移動が、かなりの回数があるようで、その判断をこういった一般相談でするには無理があります。
相続が発生した場合は、税務調査が入ると思われます。
そのことを踏まえ、相続税に詳しい税理士に、過去の預金の動きを確認してもらってアドバイスを受けることをお勧めします。
お忙しいところ、拙い長文の質問にご回答いただき、大変、感謝しております。
家族間の明細が揃い次第、相続税に詳しい税理士さんを探してみます。
相続の際に税務調査が入るなど、教えていただきありがとうございました。
相続の税務調査が入る前に、今回のような件でも税務調査は入ることがあるのでしょうか?
相続税の税務調査前に贈与税の単独調査があるのは、確率としては非常に低いと思います。
他の、法人税や所得税に関連して調べられ、贈与税に発展する事が希にあります。
相続税の調査になった場合は、取引履歴は10年位遡って調べられます。
なので、金銭の動きを貸借で説明ができるか、説明できない動きをどう処理するか、難しい判断になりますが、専門家の意見を仰いだ方が良いと思います。
全く知識が無く、この件で税務調査来るのかな…と、とても不安になっておりましたので、少しだけ安堵しております。
度々、ご回答いただき、本当にありがとうございました。
本投稿は、2025年11月01日 09時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







