親からの借金と返済について
今年2月と3月にそれぞれ別の用件で親からお金を借りる予定です。
そのうち3月の借入額は110万円を超えるため、贈与と指摘されないためにも借用書又は金銭消費消費賃借契約書の作成を考えております。
①借用書と金銭消費賃借契約書の違いがよく分からないのですが、この場合はどちらを選択した方が良いですか?
②2月と3月合計金額で上記の書類を作成することは可能ですか?別々に作成の方が良いですか?
③返済は毎月ではなく給料ボーナス月等まとめてで良いと親からは言われていますが、それを上記書類に明記すれば可能でしょうか?
税理士の回答

①借用書と金銭消費賃借契約書の違いがよく分からないのですが、この場合はどちらを選択した方が良いですか?
→「借用書」とは、お金を借りた人が、いくら借りたのかを、貸した人に対して証明するものです。借りた人が作成し、貸した人に渡す一方的なものになります。
それに対し、「金銭貸借契約書」は契約書ですので、貸した人と借りた人、双方が書類にサインして効力が生じます。
親子間ですし、作成するのは、どちらでも構いませんが、対外的には双方の意思の確認ができる「金銭貸借契約書」の方がよろしいかと存じます。
②2月と3月合計金額で上記の書類を作成することは可能ですか?別々に作成の方が良いですか?
→一つの契約書で2回借りられることの内容を明記すれば、合計で作成されても問題ないかと存じます。
③返済は毎月ではなく給料ボーナス月等まとめてで良いと親からは言われていますが、それを上記書類に明記すれば可能でしょうか?
→はい。可能です。
ご多忙の時期にご回答いただきましてありがとうございました。
本投稿は、2021年02月08日 14時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。