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親からの資金移動を贈与としない方法

母親(80歳)と子供(55歳-私)の2人です。
3年前父親が亡くなったあと、母親が認知症を発症したため、母親の銀行口座管理を私が行っていました。
そこで、贈与に無知だった私は、母親の口座から2,000万円を私の口座に移し管理をしていました。最近、これは贈与にあたり贈与税を払わないといけないことに気づきました。そこで、対策として移動した母親の預金全額を銀行振り込みで返金したいと思います。金銭消費貸借契約書や借用書を作成すれば更にいいのですが、母親が認知症のためできません。
全額返金をしておけば、もしも後に税務調査が入ったとしても贈与にならず贈与税を支払うことはありませんか?教えて下さい。

税理士の回答

ご相談者様は認知症を患うお母様のために預かっていただけですから、贈与税は課税されません。
いずれにしましても、認知症の方は法律行為ができませんから、2,000万円の資金移転について贈与にはなりません。
失礼ながら、お母様に係る相続税申告時に、ご相談者様が預かっているお金もしっかり財産に計上して申告しておけば、税務調査がきてとやかく言われることもないでしょう。

早速の回答ありがとうございます。ただ、預金は預かっていただけでなく運用もしていました。それを考えると全額母親の口座に返金しておいたほうがより安心ですか?

相続税申告では、その運用資産も財産計上しておけば、問題ありません。
しかし、現状ですと運用益が外観的にご相談者様のものに見えてしまうでしょうから、お母様の名前の資産に戻しておかれるのも一つでしょう。

よく分かりました。休日にもかかわらず本当にありがとうございました。

お役に立てて何よりです。
またお困りの事がございましたら、お気軽にご質問ください。

すいません。もう1件です。贈与に無知な夫が夫婦の預金を管理運用していて、夫婦間で年度内に110万円以上の預金の移動を何度も行っていました。その場合は収支があっていない場合は贈与税をとられますか?また収支が同額の場合はどうですか? 7年間で収支が同額でも暦年で考えなくてはならないのですか?贈与税を避けるために、金銭貸借契約書を作成する必要があるのですか?教えて下さい。

夫婦間で金銭を贈与しているのではなく、運用のために移しただけということですね?
収支があっていないというのがどういうことか、よく分かりかねますが、名義預金分を本人名義の預金に返金していただくのがいいでしょう。

収支が合わないとは。夫から妻へ移動した金額と、妻から夫へ移動した金額が合わないということです。
回答だと返済して収支を合わせておけばいいということでしょうか?贈与ととられないために金銭貸借契約書などを作成しなくても贈与にはならないということでいいでしょうか?本当に何度もすいません。

贈与はあげる側ともらう側で「あげますね」「もらいますね」の双方の意思があって成立します。
したがって、ご相談者様の場合、資金移転の収支の差額分を返済すれば問題ないと思料いたします。
金銭貸借契約書までは作成しなくていいでしょう。

そうですか。良かったです。他のサイトでは、契約書がなければ、ほぼ確実に贈与とみなされます。(形式上、貸借となっていても贈与とみなされることもあります)したがって必ず金銭貸借契約書が必要です。確実に整備して下さい。と厳しく指摘されて戦々恐々としていました。そんなことないんですね。ホッとしました。何度も回答していただき本当にありがとうございました。

そんなことはないです。
事実に基づいて課税されますので、金銭貸借契約書がないからといって、一律に贈与税課税されるわけではありません。

本投稿は、2021年05月04日 09時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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