親のお金の管理方法について
父が他界し、退職金数千万円を母名義の退職金管理用口座で保管しています。
今は母が通帳を家で管理していますが、これまでに業者にカモにされて生活に必要のないことでお金を支払うことがあったため管理不安があります。
また、父を亡くしてから母は食事をあまり取らなくなり、このままではいつ入院するのか等の心配もあります。
私を含め子供は2人おり、退職金はできれば以下の通り口座分けをして
今後、母に何かあったときに対応できるようにしておこうという話になっています。
①母の必要資金用口座
②それ以外を2つの口座に分けて兄弟それぞれで預かって管理
この場合、②は兄弟それぞれの名義の口座で管理するか
母名義で複数口座作成し、通帳を兄弟それぞれが預かって管理するか
どちらがいいのでしょうか。
できるだけ贈与税等の税金や手数料のかからない方法を探しています。
税理士の回答

贈与税は「贈与」があったときに課税されますので、お母様から預かって金銭を管理することには課税されません。
管理のし易さを考えるなら、ご兄弟それぞれの預金口座に移す方が、金融機関は名義人のものとして手続きを取りますので、いいかもしれませんが、後々の相続に備えて、どれがお母様のお金なのかハッキリわかるように管理していただいて、ご自身のお金と混在しないようご注意いただければと思います。
回答いただきありがとうございます
兄弟それぞれ管理用口座を作成するようにしてみます。
もし分かれば追加でお聞きしたいのですが
その際、預かり証などの書類を作成する方がいいのでしょうか。

その際、預かり証などの書類を作成する方がいいのでしょうか。
→1番は信託契約により、お母様のために、ご相談者様方ご兄弟で管理をするのが望ましいと思いますが、信託契約は内容が少々難解、かつ、契約書も特別法律知識のない一般の方が自身で作成できるレベルではありませんので、簡便的でも預り証などの書類を作成し、第三者から見ても事実関係が分かる資料を残されるのは素晴らしいことです。
そういった書類を作成して残しておかれれば、税務調査対策としても役立つでしょう。
追加回答ありがとうございます!
わかりやすくご説明いただき非常に助かりました。
預かり証の作成も実施してみます。
本投稿は、2021年10月05日 12時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。