娘の住宅用地取得を応援する最も有利な方法について
娘夫婦が現在住んでいる借家の土地を娘と娘の夫が折半で取得しようとしています。評価額は6,000万円なので、娘に3,000万円応援しようと思っています。どのような方法が一番有利でしょうか。税に素人の私に思いつくのは、①私が土地を取得して娘夫婦に住まわせる、②相続時精算課税制度を利用して贈与する、③娘に私から資金を借用させるなどの方法です。なお、私は65歳、妻60歳、一人娘33歳、孫6歳です。また、私の資産は金融資産で8,000万円程度、不動産2,000万円程度、妻にも6,000万円程度の金融資産があります。
税理士の回答
相続時精算課税が良いと思います。
この制度は、1月1日で60歳以上の親から18歳以上の子供でOK。
令和5年中の贈与の場合、贈与者が昭和38年1月2日以前、受贈者が平成17年1月2日以前。
娘さんが御主人と奥様からの贈与で、それぞれ2,500万円まで贈与税がかかりません。つまり、合計5,000万円まで控除があります。
なお、失礼なが相続時に清算するので、相続税の節税対策をしないと相続税が発生します。
ご回答いただいたこと、感謝申し上げます。
私なりに調べた結果、この方法かと思ってはいましたが、定量的にこれが最も有利かどうか、確信が持てませんでした。今回は私のおおよその資産を示したうえで、相続税分野に強い鎌田様からご回答いただいたことで、この方法にしようと決断できました。
ありがとうございました。
本投稿は、2023年09月13日 15時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。