独居の母から娘への自宅生前贈与、節税対策はあるのでしょうか?
一人暮らしの高齢の母の為に定期的に通い、家事や外出時の付き添いをしております。
( 母の住居は家屋は母名義・土地は母の姉妹と共同名義 )
母は年金生活なので介護が必要になった場合は母の自宅を賃貸にし、その賃料を上乗せし介護付きホームへの入居を考えております。
母には私の他にも子供がおりますがもう10年に渡り音信不通です。
母と相談の結果今後の事を考慮し、家と土地を今のうちに私名義に変更するのが最善ではないかと思い近々手続きを始めたいと考えております。
土地の名義が共同所有の為色々ネットなどで調べてみましたが「生前贈与に関する税金」がどの程度なのかあまり理解できておりません。
アドバイスを頂けると嬉しいのですが…。 よろしくお願いいたします。
税理士の回答
お母様から生前贈与を受けることができるのは、家屋とお母様の持ち分の土地ですね。贈与額は家屋や土地の評価額ですが、評価は簡単ではありませんので税理士に依頼されたほうがよろしいでしょう。贈与税率については、国税庁ホームページを参考にしてください。https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4408.htm
たとえば、贈与額が1000万円だとすると、(1000万-110万)×30%-90万=177万円が贈与税額です。
また、特に将来、相続税がかかりそうもないのであれば、相続時精算課税制度の活用は有効です。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4103.htm
なお、土地については共有のため、他の所有者との話し合いも必要ですね。
本投稿は、2019年01月24日 14時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。