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相続税の節税対策

88歳になる母が数十年所有の土地を売却しました。
売却額から購入価格、不動産会社の手数料等そして長期譲渡所得税を差し引き、約1億円近くの利益が出ました。
何せ母も高齢の為、急いで今後訪れる相続に対して節税を考えて置かなければなりません。相続人は私一人で有ります。
現在私の環境は母との同居で賃貸マンションに住んでおります。
母名義でマンション購入、連続贈与は理解しておりますのでその他の事で質問です。
1今迄私が負担していた生活費等を全て母にして貰う(家賃を含め年350万円程生活費が掛かっております)
2今現在私は車を所有しておりません。
免許証の無い母(要介護2)が自分目的で車を購入、贈与に成らないか?
車の種類、金額も制限が有るか?です。 
その他、良い方法が有れば宜しくお願い致します。

税理士の回答

1.扶養義務者相互の生活費等の贈与は非課税になります。特に問題はないと考えます。
2.母名義であれば、贈与税が課税されることはありません。車種、金額等は制限はありません。
3.ご質問者に配偶者、お子さんがいれば、養子縁組をされるされるのが、簡単な相続税対策になります。

山中先生、早速のご回答有難う御座います。
もう少しお付き合い下さい。
今母は、私名義のクレジットカードの家族分カードとして買い物決済をしております。
当然カード決済の引き落としは私の銀行口座から引き落とされます。
このままの状態を続ければ母が使った事にはならないと思いますが如何でしょうか?
矢張りここは母名義でクレジットカードを作り、母名義の銀行口座から引き落とす、これがベストでしょうか?
後一つ、私は今迄母に旅行などの親孝行をした事が有りませんでした。
そんな余裕すら無かったです。
今回こんな大金が入り、母の為に全て使い切ってあげたいと思っております。
例えばうんと贅沢な旅行をする。
それに私は便乗する。
極端な話、船旅世界一周旅行お一人様1千万円、話が極端で申し訳ございません。
こんなパターンでも息子に贈与とは成らないのでしょうか?
成らないとすれば、不動産、金銭以外に何が贈与に該当するのでしょうか?
質問文章で本当に申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

・ご質問者のカードで生活費を決済した場合、お母さんの口座からご質問者の口座に資金移動しても生活費の贈与ですから非課税になります。
・高額な旅行の場合には、贈与税の課税対象になると考えますす。
・直系尊属からの子、孫等への住宅取得資金の贈与の特例が、今年10月から来年は拡大されます。
一般住宅の場合、2千5百万円、省エネ住宅の場合、3千万円までは、非課税となります。

2つのご回答で、【生活費の贈与は非課税】と有りますが、これには金額的上限が有るのでしょうか?
今1度質問宜しくお願い致します。

扶養義務者相互間において生活費又は教育費に充てるために贈与を受けた財産のうち「通常必要と認められるもの」については、贈与税の課税対象となりません。
そして、「通常必要と認められるもの」とは、贈与を受けた者(被扶養者)の需要と贈与をした者(扶養者)の資力その他一切の事情を勘案して社会通念上適当と認められ財産の範囲を言います。

夜遅くのご回答有難う御座います。
何と難しい解釈ですね。
ズバリ、1億円持っている母が私を含め生活費年500万を負担して貰う。
これで6年続けば生活費だけで3000万円の節税に成るのでしょうか?
何度も質問攻めで申し訳ありません。
ご回答宜しくお願い致します。

その様な場合には、生活費として特に問題はないと考えます。

山中先生、本当に夜遅くまでお付き合い頂き有難う御座いました。
良く理解出来ました。
先生のアドバイスに従い、これから節税対策に挑みたいと思っております。
そして先生のご活躍を心からお祈り申し上げます。
それでは失礼いたします。

本投稿は、2019年04月27日 15時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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