節税のため株を損出ししてから相続するべきか
株取引で数百万円の損の評価が出ています。
相続の際、損出ししてでも売却しておいた方が節税になりますか?
税理士の回答

上場株式の相続税評価額は、次の4つの価格を比較して、一番少ない価格を採用します。
① 相続開始日の終値
② 相続開始月の平均終値
③ 相続開始の前月の平均終値
④ 相続開始の前々月の平均終値
上場株式は価値が変動しますので、今より相続開始日の時価が下がれば、今売却するより株式で保有していた方が、相続税の課税財産が減少し、逆に今より相続開始日の時価が上がれば、今売却していた方が、相続税の課税財産が減少するということになります。
なお、いつ売却すればいいかに関しては、投資判断となり税理士の立場ではお答えできかねます。
本投稿は、2021年02月13日 15時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。