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父親の財産を母親にではなく子供だけに相続させる場合

両親、子供1人の家庭で、父親の財産を相続する場合、すべてを子供に相続させることはできるのでしょうか? その場合、相続税の計算は母親と二人に相続する場合とどのように違うのでしょうか?
母親は自分の資産を別途持っており、相続することで、将来自分の資産を子供に相続する場合に相続税が増える可能性もあり、遺産の相続を求めていません。

税理士の回答

遺言がない場合には、法定相続人により分割協議を行います。
分割協議により子供にすべて相続させる事はできます。
又、どの様な分割協議をしても、相続税の総額は同じ金額になります。
しかし、配偶者が相続財産の2分の1、又は、1億6千万円のいずれか多い金額まで、相続した場合には、その割合の相続税は軽減されます。

遺言書がなく相続人が複数いる場合には、相続人全員の協議によって遺産をどのように分けるかを決定します。そして、その分け方は相続人全員の同意があればどのような分け方でもできます。
ご質問の場合、お母様が同意すれば子供さん1人ですべての遺産を相続することが可能です。その場合には子供さんがすべての遺産を相続する旨の遺産分割協議書を作成して、お母様も含めた相続人全員が署名捺印(実印)することが必要になります。

相続税を計算する場合には、①配偶者や同居親族が自宅の敷地を相続した場合に相続税の負担を軽減する「小規模宅地の減額の特例」と、②配偶者が財産を相続した場合に相続税の負担を軽減する「配偶者の税額軽減の特例」という、相続税を軽減する特例があります。
配偶者が相続する場合には上記①②の両方の特例が適用できます。一方、子供さんに関しては①は条件次第で適用できますが、②に関しては適用できません。
従って、子供さんがすべての遺産を相続する場合には納付税額が増加することが考えられます。

子供さんがすべて相続することをお考えの場合には、上記特例の可否も含めて一次相続と二次相続のそれぞれの税額を試算し、どの分け方が最も良いかを事前に比較検討することが必要と考えます。

本投稿は、2018年09月24日 22時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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