繰り上げ返済で母から援助を受けた資金の贈与税、相続税の申告について
15年前に全額銀行ローンで約4,000万円のマンションを購入しました。その4年後に母から約11,000万円の援助を受けて全額繰り上げ返済しました。母への返済はしていません。母は存命ですが、いずれ発生する母の遺産相続(預貯金のみ)では相続税が発生し、相続税を申告するつもりです。将来の相続税申告時にこの11,000万円をどう扱えば良いか下記質問に御回答をお願い致します。
1) この11,000万円は贈与で既に時効が成立しているとの認識で良いですか?
2) この11,000万円を母の相続財産に含めて申告する必要がありますか?
3) 必要がある場合、具体的にどのような方法があるか、例えば母の口座に私名義で11,000万円を振り込むとか、
よろしくお願い致します。
税理士の回答
約11,000万円の援助が、11年前ということで
1)のご認識とおり、時効となる可能性はあると考えます。
2)3)は11,000万円が「贈与」ではなく「貸付」であった場合に必要となる扱いとなります。
相続があった際に(税理士、税務署とも)過去の資金の移動を調査するのですが、10年以上遡って調査することはあまりありませんので、1)の回答とさせていただきます
本投稿は、2019年07月26日 10時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。