税務調査員の「守秘義務」とは

AとB、いずれも生存している個人であるところ、
Aに対する税務調査が行われ、Aの一部財産につき、
BからAに対する贈与であるとAが主張したとします。

その場合、調査員は、Bに対してもAの主張の
裏付けを取るためAの財産状況と主張をBに伝えて
Bに聞き込みすることができるのでしょうか？

調査員には守秘義務が課せられているということ
ですが、Aに対する調査で得られた情報について
Bに対してその情報を提供しつつ裏付け調査する
ことは可能ですか？

会社などの場合は、反面調査が可能と聞きましたが、
個人の場合はいかがでしょうか？

税理士の回答

服部誠

税理士法人レガート

1. 東京都
2. 中央区

Ｂに対してＡの財産状況を伝えることは許されません。
Ａが主張する「ＢからＡに対する贈与」が事実かどうか、この点を確認することしかできないと考えます。
宜しくお願いします。

本投稿は、2018年01月24日 14時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。