税務調査後の結果報告について
恥ずかしながら、今まで各年200万程、申告を誤魔化して確定申告してました。帳簿も、領収書も無い状態でしたので重加算税まで覚悟していました。いざ税務調査が始まり反省の弁を誠実にのべました。調査は過去3年でしたが、銀行口座(ネット銀行)で直接見られ保存されたのは直近1年分だけでした。税務調査も1時間半程で終わり結果もあくる日に出ましたと税務署より連絡ありました。こんな早く終わるとは思いませんでした。後日税務署に出向くのですが、どのような処分になったと思われますか?
税理士の回答

池田康廣
おそらく、直近1年間の調査結果に基づき、収入金額の圧縮割合、必要経費の水増し割合の算出検討などや同業者との差益率・所得率の検討により、同程度の所得金額の加算で前年分、前々年分の修正申告をしょうよう(依頼)されるものと思われます。
そうであれば、仮装、隠ぺいの事実があったとは認定されないと思いますので、重加算税の賦課ではなく、過少申告加算税の賦課となると思われます。
ありがとうございます。重加算税は無いであろうと思えただけでも救いです。

池田康廣
重加算税が賦課されるには「仮装・隠ぺいした事実・賦課理由」を納税者に明示、通知しなければなりません。その通知をするためには、所轄税務署長・統括国税調査官及び調査担当者による「重要事案審議会」を経て、税務署長決裁の後に通知されることになります。
重ね重ね、ありがとうございます。
今回の件で言いますと、わずか1日で結果が出たので、重加算税までは加算されないと判断してよろしいですか?今後、今年中にまた再税務調査なんて事は無いと考えてもよろしいですか?

池田康廣
そのご認識で結構だと思います。
ありがとうございました。今後は適切な申告を心掛けたいと思います。
本投稿は、2024年05月31日 11時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。