個人法人、税務調査
個人事業主の人が法人をつくり、何年後かに税務調査が来る場合、法人つくった年の法人になる前の個人事業主としての所得と前年度までの法人つくる前の個人事業主としての所得ともに調査対象にされると思いますか?素人意見ですが考えられるパターンとして、
①法人成りすれば、法人成りした年と前年度までの両方の個人事業主としての所得が、所得額の大小に関わらず調査対象にされやすくなる
②法人成りすれば、法人成りした年と前年度までの両方の個人事業主としての所得が、所得額の大小に関わらず調査対象にされにくくなる
③個人事業主としての所得の大小によっては、法人成りした年の個人事業主としての所得または前年度までの個人事業主としての所得どちらかのみが調査対象にされやすくなることもある
④その他
のどれに当てはまるでしょうか?
税理士の回答

菅原和望
こんにちは。
一般的には法人の調査と個人の調査はまったく別に行われます。
法人成りをすると、その法人は税務調査対象になりやすいのは事実かと思いますが、これは法人成りをしたばかりのころは法人税法特有の制限を理解せずに法人運営をしている経営者が多く、書類の不備も多いからでしょう。所得としてもそれなりにあるからこそ法人化を検討するものですので、所得計算の誤りによる税額への影響も大きいケースが多いです。
本投稿は、2025年02月10日 16時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。