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超高額トレーディングカードの売却での収入について

高額なトレーディングカードを趣味で集めており、年に数十回以上様々な店舗で不要になったカードを売却、売却した資金を新しいカードの購入に使っています。
3年前に3枚セットで110万円で購入したカード(相場的に60万、30万、20万円の3枚)のうち、60万円のカードをカードショップに50万円で売却しています。一応赤字だと思うのですが、確定申告で申告しないと税理調査などが入る可能性はありますか。当時のレシートは紛失、値札とクレジットカードの支払い歴は残っているのですが、赤字でしたら申告不要との認識で宜しいでしょうか。

税理士の回答

譲渡所得が赤であれば申告の義務はないです。なお、譲渡の収入金額、取得費等の証憑は保存しておくのがよいと思います。

おはようございます、税理士の川島です。
マイナスであれば申告の必要はありませんが、証憑書類(領収書・レシート等)の保存は必要です。所得税は最長7年遡れますので、7年間は保存されて下さい。

本件は原則として確定申告不要であり、直ちに税務調査の対象になる可能性は高くありません。

トレーディングカードは通常「生活用動産」に該当し、営利目的の反復継続的取引でない限り、売却益が出ても原則非課税です。さらに今回は、購入価額60万円相当のカードを50万円で売却しており、経済的には明確な譲渡損が生じています。譲渡損は所得計算上、申告対象にはなりません。

注意点として、
・売却が事業的規模
・転売目的が明確
・利益が継続的に発生

といった場合は雑所得等として扱われる余地がありますが、趣味の範囲で赤字取引のみであれば申告不要との理解で問題ありません。

本投稿は、2025年12月21日 20時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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