税理士ドットコム - 年末調整「令和4年分 給与所得者の配偶者控除等申告書」について - 回答します お手伝いの報酬は、業務委託(雑所得)...
  1. 税理士ドットコム
  2. 経理・決算
  3. 年末調整
  4. 年末調整「令和4年分 給与所得者の配偶者控除等申告書」について

年末調整「令和4年分 給与所得者の配偶者控除等申告書」について

夫の勤務先の、年末調整の申告書を記入しています。
「令和4年分 給与所得者の配偶者控除等申告書」について分からず、
教えていただきたいです。

私は、
今年1月~4月まで扶養内でパート、
今年5月~ 知り合いの事業の手伝いをしています。

頂いた金額は、
扶養内パート→総支給額 合計:256,392円
   (一度だけ所得税を引かれた月があります。引くと 256,052円 です)

知り合いの手伝い→5月~12月で、275,000円
      こちらは雇用契約を結んでおらず、給与明細もありません。
      LINEのやりとりでは給与やバイトといった言葉が出てくるのですが、
      私としては業務委託の感覚でやっています。
      経費はゼロです。

【教えていただきたいこと】 
1. 扶養内パートで、一度だけ所得税を引かれた月があります。
 「配偶者の本年中の合計所得金額の見積額の計算」の
 「(1)給与所得」に記入&自分で来年2月に確定申告になりますか?
 それとも、申告書には記入しないで自分で来年2月に確定申告になりますか?

2. 手伝いで頂いた275,000円は、
 「(2)給与所得以外の所得の合計額」に、
 そのまま記入すればよろしいですか?

調べても欲しい情報が得られず、お手数ですがよろしくお願いします。

税理士の回答

  回答します

  お手伝いの報酬は、業務委託(雑所得)との前提で回答します。
  配偶者控除等申告書の「(1)給与所得」の欄には、4月までのパート収入の金額を記載してください。
  お手伝いの報酬は「(2)給与所得以外の所得の合計額」に、そのままの金額を記載してください。
  ただし、給与の収入金額が55万円より少ない場合は、お手伝いの報酬は「家内事業の経費の特例」が利用できます。特例を利用した場合、雑所得の金額が少なく算出することができます。

 計算方法
  55万円 - 給与の収入金額 = 雑所得の必要経費(a)とすることのできる金額
  275,000円 - (a) = 雑所得の金額・・・この金額を「給与所得以外の所得の合計額」に記載します。

 いずれにしても、貴女のパート時の源泉所得税は翌年に確定申告をすることにより、精算されることになります。

 国税庁HPから「家内労働者等の必要経費の特例」の説明箇所を添付します。
 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1810.htm
 「計算書」の様式も添付します。
 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/02/09.pdf

ご回答頂きありがとうございました。
また、特例につきましても教えて頂きありがとうごいます。
助かりました。

ベストアンサーをありがとうございます。
 少しでもお役に立てましたら幸甚です。

本投稿は、2022年11月08日 13時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

年末調整に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

年末調整に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,179
直近30日 相談数
653
直近30日 税理士回答数
1,214