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設備撤去工事の計上タイミングについて

ある製造機械の代替えの為、旧設備の撤去をしておりまして、その撤去費用は損金で処理予定です。
撤去には時間を要し(工場の屋根解体等が必要)、事業年度をまたぐ予定になっております。
撤去費用の請求は完了した後では無く、部分的(1工程又は1作業が終わる毎)に来ます。
できれば当期で請求が来た分は当期の費用として計上したいのですが、可能でしょうか?
何か必要な書面等はありますでしょうか?

税理士の回答

法人様でしょうか。
費用の計上は、簡単にお伝えすると支払いが確定したときにできます。
債務確定基準と呼ばれています。
一回目の支払いが前渡金だと費用計上は難しいと思います。
依頼した際の先方からの見積書や契約書に、支払いを2回に分ける理由が書かれており、工程が2回に分けられているなど、一回目の請求が前渡金ではないなら、費用に計上しても良いかと思います。先方も一回目の請求で売上を上げているのかも判定要素としてよいかと思います。しかし、実務では除去費用が少額なのか、または多額かにより判断が変わることもありますので、ご注意ください。またご心配だったら、除去作業を写真で残し、当期に費用を計上した根拠として保管されることも良いかと思います。

早速ご返信頂きありがとうございます。
写真を残しておこうと思います。

支払いは前渡し金ではありません。
見積書や契約書に支払いを複数回に分けることは記載されておりません。
撤去費用は総額1千万円程になります。
先方は工程や作業毎に数社の下請業者を使っており、下請業者から先方に請求が来る都度、私の方にもその費用を先方名義で請求をしているような形になります。
なので今期に来た請求は費用計上できそうでしょうか?

判断が難しいですね。
撤去費用も高額となりますので、もし顧問税理士がいなければ、税務署に確認されることも良いかと思います。ただし、税務調査が合った場合その回答を否定されることもあるかもしれません。

本投稿は、2022年10月15日 07時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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