経費を個人カードで分割払いした場合の仕訳について
個人で塾を経営し、青色申告をしています。
事業用の支払いを個人カード(引落口座が個人用のもの)を使い分割で支払いました。
購入したのは授業をするための指導方法です。
その場合の科目訳について教えてください。
個人カードを使った場合は事業主借にするとありました。
この場合、
カードを切った日に
図書研究費 100,000 / 事業主借 100,000
にすれば良いのでしょうか。
また、分割にしたので毎月の支払い時に、事業用の口座から引き落とし額を個人口座へ移動しています。
これは、どのように仕訳すれば良いでしょうか。
単に
事業主借 10,000 / 普通口座 10,000
なのか。
それとも
事業主借 9,000 / 普通口座 10,000
支払手数料1,000
と、利息分を分けるべきなのか。
※金額は例えです。
どうかアドバイスをお願いいたします。
税理士の回答

今回のケースでは、
・購入時
(借方)図書研究費 100,000 (貸方)未払金 100,000
の処理をおすすめします。
引き落し口座が個人口座であり、基本的にはおっしゃるおとおり、事業主借で処理するのが通常ですが、今回のケースでは、毎月事業用口座から個人口座に精算していることもあり、分割払い残高を把握しやすくするため、未払金で処理したほうがよいかと思われるからです。
・口座振替時
(借方)未払金 9,000 (貸方)普通預金 10,000
(借方)支払利息 1,000
となります。
支払利息の必要経費算入時期との関係から、なるべく早めに精算をするようにしてくださいね。
早速のご回答ありがとうございます。
最初未払金かな、と思っていたのですが、調べるうちに事業主借の言葉が出てきて迷ってしまってました。
大変勉強になりました。
改めて、ありがとうございました。
本投稿は、2024年03月01日 01時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。