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hp制作費用の勘定科目

hp制作費用の勘定科目は何になりますでしょうか?
また何か決算で処理はありますでしょうか?

税理士の回答

hp制作費用の勘定科目は、広告宣伝費になると思われます。

通常、ホームページの内容は頻繁に更新されるため、制作時の支出の効果が1年以上に及ばないと考えられ、結論、広告宣伝費として費用計上可能です。
更新しないまま1年以上使用するような性質のものであれば、繰延資産として計上し、決算にて使用期間にわたって経費化します。
また、制作費用の中にプログラムの作成費が含まれる場合は、
プログラムの作成費について、無形固定資産として決算にて5年で償却します。

固定資産、繰延資産、または損金(費用)として処理するかどうかは、その支出の性質と効果が及ぶ期間に基づいて判断されます。

1. 固定資産(減価償却資産)
固定資産とは、長期的に収益を生み出すことが期待される資産を指します。

定義と具体例: ECサイト、予約システム、顧客管理システムなど、長期にわたり事業に貢献するものがこれに該当します。

税務処理: 資産として計上し、無形固定資産の場合は5年などの耐用年数に基づき減価償却を行います。

2. 繰延資産
繰延資産とは、本来は費用でありながら、その効果が長期間にわたり及ぶため、例外的に資産として計上し、数年間にわたって費用化していく特定の支出です。

定義と具体例: 長期間更新されない広告サイトなど、会計上または税法上の規定により資産計上が認められる特定の費用が該当します。

税務処理: 資産として計上し、通常は5年以内の期間で償却を行います。

3. 損金(一括費用)
損金とは、短期間で使用され、発生年度に費用として一括で計上される項目を指します。

定義と具体例: PRや広告目的の簡易なウェブサイトなど、短期間で利用価値が失われるものが該当します。

税務処理: 費用が発生した年度に、その全額を損金として計上します。償却期間(耐用年数)はありません。

補足
一般的に、取得価額が10万円未満の資産や、使用可能期間が1年未満の資産は、原則として全額損金として処理されます。

本投稿は、2025年10月27日 10時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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