フリーランスの家賃の家事按分について
先月開業届を出したシステムエンジニアのフリーランスです(青色申告申請済み)。
①平日日中は常駐先で委託業務を行っており、自宅での作業は平日夜と土日のみです。平日3-4h、土日8h程度で月合計100-150時間程度の業務ですので、家賃の2割程度を経費としたいと考えておりますが、この計算方法に妥当性はありますでしょうか??
明言はできかねるとおもいますが、過去の顧問先の実績や経験などございましたら併せてご教示いただけると幸いです。
②上記の計算方法で電気代とインターネット固定回線の通信費(定額)も2割を経費にしようと考えておりますが、同様に妥当性があるかどうかご意見いただけますと幸いです。
税理士の回答

事業用と私用が混じっている場合は、実態に即し、合理的な説明資料を準備し、聞かれたら答え、第三者(税務署の方)が納得すればそれで経費になります。
この点だけでは無く、申告書全体が妥当か、?が付くか。
その印象において、個別の論点の調査深度等まったく変わってくるので、全体は不明ですのでそれはさておき、この点だけであれば、合理的かもしれません。
ただ、否認されることもありますし、より多く経費出来るかもしれません。
加減は全体の状況にみて、実態に即して計上するので千差万別です。

ご相談差者の働いている状況から分かる範囲ですと、①及び②を2割程度経費にするというのは合理性があるという印象です。
税務署に問い合わせがあった際に合理的な説明ができるかが重要となってきます。計算方法含め経費計上の方法をまとめ、税務署で相談すると今後安心できるので一度ご相談に行かれてはいかがでしょうか?親切に対応してくれますよ。
相田先生、南先生、ご丁寧にご回答いただきありがとうございました。申告書全体の印象も重要ということですね。税務署にも相談に行ってみようと思います。

因みに、税務署に相談にいって、彼らの指導に従ってもあくまで、自己責任となります。担当者が代われば、それは間違い、ということもありますし、税務署の方も税務署で口頭で説明されたものだけを基に、合理的なものをあくまで参考とされるだけですので。その後、状況が変わることもありますので。
申告においては、100%は無く、一定のミスはある、否認されるものはある、とバッファーを取っておくのも自己申告の際は一案かもしれませんね。

家賃については、仕事用のスペースと家事用の面積按分が、合理的で、簡便と思います。
本投稿は、2018年05月17日 10時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。