事業主貸
お世話になっております。
個人事業を営んでいる者です。
顧客と出張へ行く際の飛行機のチケットを私がまとめてクレジットカードで支払い、後日顧客より顧客分の飛行機代の振り込みがあった場合、下記のような仕分けでよろしいでしょうか。
1、クレジットカード利用時
旅費交通費○○○円/クレジットカード○○○円
2、クレジットカード決済時
クレジットカード○○○円/普通預金○○○円
3、顧客の飛行機代の振り込み時
普通預金○○○円/事業主貸○○○円
税理士の回答

この通りの仕訳では顧客が負担すべき交通費も経費になってしまいます。3.の仕訳の貸方の勘定科目は「事業主貸」(資産科目)ではなく「旅費交通費」(費用科目)です。1.の仕訳で全額負担して、3.の仕訳で顧客の負担分を除くことによりご相談様自身が負担すべき金額が旅費交通費として計上されることになります。
三浦様
ご連絡ありがとうございます。
それでは下記の通りでよろしいでしょうか。
1、クレジットカード利用時
旅費交通費100円(2人分)/クレジットカード100円
2、クレジットカード決済時
クレジットカード100円/普通預金100円
3、顧客の飛行機代の振り込み時
普通預金50円/旅費交通費50円

1.カードで支払をした時、旅費交通費で処理するのであれば、顧客から振込時は以下のような仕訳になると思います。
(普通預金)xxxx (旅費交通費)xxxx
2.あるいはカードで支払をした時、立替金で処理するのであれば以下のような仕訳になります。
①カード利用時
(立替金)xxxx (未払金)xxxx
②カード決済時
(未払金)xxxx (普通預金)xxxx
③顧客からの振込時
(普通預金)xxxx (立替金)xxxx

ご相談様の仕訳、正解です。総額100円から顧客様の負担する50円を引いた残額50円がご相談様が負担すべきもので、所得計算上経費として認められる金額となります。
三浦様
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
本投稿は、2019年08月30日 16時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。