★勘定科目(仕訳)。本件は珍しいケースです。正しい処理をご教授下さい。
弊社は、取引先(お客様)から長期借入があります。
毎月の借入金返済額は80万円。金利無。
弊社の借入金返済額が大きい為、
キャッシュ・フローを気遣って下さり、
先方は毎月、借入金返済額と同額80万円を
一旦支払計上(消費税有)させた後、
借入金返済額である80万円(消費税無)を
相殺した金額をお振込下さいます。
従って、弊社の現状、仕訳は以下です。
【借方】 【貸方】
普通預金 売上(本来のもの)
100万円 100万円
長期借入金 売上(※長期借入金同額)
80万円(非課税) 80万円(課税)
本来なら弊社の売上ではない80万円
(※長期借入金同額)まで課税売上計上しています。
その為、消費税は勿論あらゆる税金を余分に払わざるを得ない状態が8年間続いています。
これは弊社の仕訳が間違えていたせいだと思うのです。
仕訳然り、
正しい処理をご教授お願い申し上げます。
税理士の回答

酒屋就一
ご提示の処理でしたら、普通預金勘定の残高が通帳の残高よりも多くなるのではないでしょうか
【借方】 【貸方】
普通預金 売上(本来のもの)
100万円 100万円
長期借入金 普通預金
80万円(非課税) 80万円
とされるのが正しいかと考えます。
過去の年分で売上が課題であった分は、更正の請求という手続きをすることで最大で5年分はさかのぼって還付を受けることができます
ご指南、ありがとうございました。
本投稿は、2020年03月21日 09時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。