外貨建ての売上を決済サービス経由で受け取る場合の処理について
海外のフリーランス向けプラットフォーム(fiverr、Upwork等)で仕事を受注しています。
売上はプラットフォームのアカウントにたまっていき、任意のタイミングで引き出すことができますが、
日本の銀行口座への直接送金(海外送金)と、PayPalやPayoneerといった決済サービス経由で引き出す選択肢があります。
海外送金は手数料が非常に高いため、決済サービス経由での引き出しをメインにしています。
流れとしては以下のようになると思っています。
①売上計上時
(借方)売掛金 ××× (貸方)売上高 ×××
売掛金は売上時のレートで換算し、記帳します。
②決済サービスへの引き出し(ドル→ドル)
(借方)預け金 XXX (貸方)売掛金 XXX
支払手数料 XXX
為替差損 XXX
引き出した日のレートで換算し、記帳。
プラットフォーム側で少額の手数料(2ドルとか)を設定している場合があるので、あれば記帳。
差額があれば為替差損益とする。
③円口座に引き出し(ドル→円)
(借方)普通預金 ××× (貸方)預け金 ×××
為替差損 ×××
決済サービスでは手数料込みのレートを設定している場合が多いため、そのレートで換算し記帳。
差額があれば為替差損益とする。(実質的には決済サービスの「手数料」も含まれるが…)
【ご質問1】
上記のような処理で問題ありませんでしょうか?
【ご質問2】
直接送金の選択肢があるプラットフォームで、手数料総額を抑えるため決済サービスを経由することは好ましくないのでしょうか?(直接送金可能なのにわざわざ決済サービスをはさんだことで発生した手数料は、経費性が認められないおそれがある、という解釈をどこかで聞きました)
↓こちらを参考にしました。
https://www.zeiri4.com/c_5/q_37244/
お知恵をお貸しいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答
ご質問1】
上記のような処理で問題ありませんでしょうか?
はい。おっしゃるような仕訳で問題ありません。
ご質問2】
直接送金の選択肢があるプラットフォームで、手数料総額を抑えるため決済サービスを経由することは好ましくないのでしょうか?
手数料(経費)を抑えるために(経済合理性の観点で)決済サービスを経由されている訳ですから、問題ありません。
よろしくお願い申し上げます。
本投稿は、2020年07月15日 16時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







