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更新無料の年間ライセンスの資産計上について

自社で、某メーカーのソフトウェアを利用する為、下記のような契約を行います。
この場合、利用権は永年ライセンスではなく、期限付きライセンスに該当するので、無形固定資産としての資産計上は不要と考えますが、あっていますでしょうか?
(1) 初回契約時の利用料30万円。
(2)契約書には、ライセンスの許諾期間は1年。但し、満了日の30日前までに甲又は乙より相手方に対し何等通知が無い場合、本契約は、自動的に1年間更新され、以後も同様とすると記載されている。
(3)契約書には「ソフトウェア製品」の使用許諾料金は30万で、前述の更新を条件に2年目以降は0円。(保守料金は別途の年間契約)
※(3)に記載の金額は問題ではなく、(2)の「何も通知が無い場合」が契約更新の意思表示となり、次の1年間の利用権を獲得することになるので、期限付きライセンスと判断したのですが、認識があっていますでしょうか?
もしかしたら、2年目以降のライセンス更新が自動更新であること、ライセンス料が0円であることから、永年ライセンスと同様に資産化する必要があるのか気になっています。

税理士の回答

利用権は契約上期限付きライセンスに該当しますが、自動更新ということですので、実態上、無形固定資産としての資産計上が必要と考えます。耐用年数は5年です。

早々の回答、ありがとうございました。
記載を忘れていましたが、ライセンスの自動更新は保守契約(有償)の年次更新を行うことによって成立します。この場合でも無形固定資産に該当しますでしょうか?

無形固定資産で処理し、保守契約を締結しない場合は残存簿価を一時償却する処理でよろしいと考えます。

ご回答ありがとうございます。
更新費0円の自動更新に対する扱いを理解できました。

本投稿は、2021年07月09日 14時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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