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贈与された区分マンションの減価償却について

母親から今年32%の贈与を受けたRCマンションの一室を賃貸募集しています。
確定申告において、建物部分の減価償却を申請しようと思いますがいくらで申請すればよいでしょうか? 築36年で購入時の価格は2150万円とわかっていますが、建物の比率がわかっていません。ちまみに今年の固定資産税評価は建物部分が336万8千円でした。またもし、今後100%所有権を私に贈与移転した場合、仮に5年後(築41年)に売却するとすると、取得原価はいくらで計算することになるのでしょうか?

税理士の回答

1「建物の標準的な建築価額表」の㎡単価×面積を取得価額とします。
2 耐用年数表の年数を1.5倍した年数を建物の耐用年数として旧定額表により36年分の減価償却費を計算します。
3 (1-2)×32%が贈与時の建物評価額です。
4 賃貸に供した後の減価償却費は1×32%を取得価額として耐用年数表の年数で定額法により計算します。(簿価が1円となるまで)
5 5年間の減価償却費は32%分については4による減価償却費×5年、68%分についてはずっと自宅であれば5年分も2により計算します。
6 5年後の簿価は1-2-5です。

簡潔にわかりやすくご説明いただきましてありがとうございます。
おかげさまで、完璧に理解できたと思います!

本投稿は、2019年12月16日 13時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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