開業費の減価償却と、赤字の繰越しについて
いつもありがとうございます。
質問お願い致します。
2020年7月開業、会計ソフトを使っています。
1〜6月分を開業費として設定しております。
開業費の帳簿は手書きなのですが、乱雑だったため保管するにあたり清書いるところです。
そこで知人に、書き直すのも大変だから、1月1日時点での開始残高を設定し、1〜6月分も会計ソフトに入れてしまえば良いのでは?と言われたのですが、
・その場合、開業費の減価償却は出来なくなるという事でしょうか?
・もしその場合、2020年は赤字なのですが、
赤字を3年繰り越すよりも、開業費として減価償却した方が、今度例えば5年後とかに黒字の時助かるのでは?と思ったのですが、どうなのでしょうか?
私が理解できないだけで、結果は同じなのでしょうか?
税理士の回答

境内生
開業費は任意に償却できますのでまずは赤字の間は開業費という繰延資産として資産計上しておくことをお勧めします。青色申告をしている場合は3年間は赤字を繰り越すことができますが、黒字が出ないと相殺されず、徐々に切り捨てとなります。したがって、開業費を先に償却してしまってその後、利益が出ずに切り捨てになることも考えられますのでしばらくは資産に計上することがよいでしょう。7月に開業であればその際に準備に要した金額をまとめて計上することになります。その明細は残してください
なるほど!そうなのですね!
とても参考になりました!
ありがとうございました!!
本投稿は、2021年03月06日 10時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。