店舗兼自宅の、未償却残高と使用面積について
弥生の青色申告のソフトを使っているのですが、減価償却について。未償却残高が分いいからないためそちらのみ教えていただきたいです。
住宅ローンを組んで住宅を購入。
自宅の一室を使って開業しているのですが、使用面積比や未償却残高が分かりません。
住宅の
未償却残高と、使用面積を教えていただきたいです。
購入価格 21,891,598円(諸費用込)
敷地面積124.86㎡
建築面積58.60㎡
延べ面積100.34㎡
平成22年4月19日に建てられ
平成30年11月20日に主人が中古住宅を購入
使用面積
6畳部屋クローゼット
2畳お風呂(9時~17時)
2畳脱衣場(9時~17時)
1畳トイレ(9時~17時)
7畳庭
5畳玄関ホール(9時~17時)
0.5畳クローゼット
お忙しい中おそれいりますが、お返事のほど宜しくお願い致します。
税理士の回答

回答します
【未償却残高の計算】
事業の用に供した日を今年の3/1
家屋が木造家屋との前提で、順番に説明していきます。
・ 新築から購入日までの年数
平成22(2010)年4月19日~平成30(2018)年11月20日
8年7か月2日
・ 購入から事業の用の供する年数
平成30年11月20日から令和3(2021)年3月1日
2年3か月10日 ∴2年 6月未満は切り捨て
・ 耐用年数等
22年(木造住宅)×1.5=33年 0.031(33年の償却率)
・ 非業務用から業務の用に供した日までの「減価償却費」
21,891,598円 ×0.9×0.031×2年=1,221,551円
・ 未償却残高
21,891,598 - 1,221,551円 = 20,670,047円
【使用面先(業務割合)】
それぞれが、何平米であるかが分かりませんので、例えば次の区分に分けて按分計算をしてください(建物の減価償却なので、庭は入らないと思います。)
① 業務専用
② 非業務(家事)専用
③ 業務・非業務共有
例えば 全体が100㎡で①が25㎡ ②が50㎡ ③が25㎡であれば
③の25㎡× ①/①+② = 8.33㎡・・・共有部分の事業に係る部分
25+8.33=33.33(業務割合) 50+(25-8.33)=66.67(家事分)
上記の計算はあくまでも一例であるため、使用頻度や時間などある程度の目安をもって、「事業割合」を決めるようにしてください。
国税庁HPから「未償却残高」に関して、計算式が掲載されている箇所を参考に添付しますので、検算も兼ねて計算をしてください。
国税https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2108_qa.htm

追伸
21,891,598円は、建物だけの前提で計算しています。減価償却は建物だけになります。
詳しくご返答いただきありがとうございます。
中古住宅を購入した価格が
21,891,598円だったため
建物と土地のそれぞれの価格が分かりません。
その場合どうしたらよいでしょうか??
また、使用面積は
延べ面積 100㎡で
業務専用 9.5㎡
非業務用 77㎡
共有 13.5㎡ (1日のうち8時間週休2日)です。

消費税額があれば、消費税額から逆算することで算出することが可能になります。
消費税額がわからない場合は、標準的な建築価額表というものがありますので、参考にしてください。
国税庁の「譲渡所得の計算」で使用するものですが参考になります。https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2020/pdf/O/O13.pdf
本投稿は、2021年06月18日 08時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。