仕訳:外注加工費について(ブルーリターン)
仕訳について教えてください。個人事業主です。
帳簿付けソフトは青色申告会のブルーリターンを使用してます。
当方、リフォーム業者です。元請けから仕事を受注、それを下請け業者に依頼する時の仕訳は「外注工賃」を選んで記帳してました。
しかし、この「外注工賃」ですが、ブルーリターンでは【経費】に属してます。
私のような業種の場合(外注が売上に紐付く場合)、「外注工賃」は「仕入」と同じく【原価】に属すべきなのでは?と思いましたがどうなのでしょうか?
青色申告会に聞いたところ、「あまり気にせずそのまま外注工賃で良い」とのことでしたが、原価率が変わってしまうのではないか、と思いお聞きしました。
税理士の回答

池田康廣
仮に「外注費」を販売費とした場合、税務調査等において、費用収益対応の関係から棚卸計上もれを指摘されるおそれがあります。このことから一般的には外注(加工)費は「売上減価」として計上すべきであると考えます。
したがって、ブルーリターンAでの勘定科目の外注費は「713」ではなく、製造減価としての「600番台の外注費とすべきです。また、他の勘定科目についても製造原価を構成するものであれば、「600番台」を使用するのが適当と考えます。
ありがとうございました。
やはり、そうですよね。
そうなると、新たな疑問が出てくるのですが、いままで713の外注工賃で記帳してたものを今年度から600番台、というのは問題ないのでしょうか。
そもそもブルーリターンで、713の外注工賃を600番台に移設する事が出来るのでしょうか。
これらの疑問は明日あらためて青色申告会に聞いてきますが、もしよろしかったら池田先生のご意見もお聞かせ下さい。

池田康廣
年末の決算時に
外注費(製造原価)/外注非(販売非・一般管理費)
の仕訳をすれば良いと思います。
本投稿は、2023年02月28日 18時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。