法人経費と個人使用が同一口座で行われている場合の仕訳について
一枚のクレジットカートで会社の支払いと個人の支払いを行っています。
Freeeに連携しており、出費が全て記録されます。
現在個人での支払いだったものは前任税理士さんの指導で「役員借入金」として仕訳しているのですがこれで正しいのでしょうか?
”役員借入金とは、会社の役員が個人で持っている資金を法人に貸し付けるお金のことです。”
調べるとこのような説明がありました。
この文章を読み
私の感覚としては、個人の出費ではなく会社経費を役員借入金にするのが正しいのでは?と思っています。
税理士の回答
個人の出費については、役員借入金ではなく「役員貸付金」です。
ご認識の通り、個人の支払を会社が肩代わりしている状態なので、
役員に対する貸付金として処理します。
役員貸付金xx/未払金
役員借入金がすでにあれば相殺します。
上記はカードの支払が法人口座がされている場合です。
もし個人口座から支払されているのであれば、
会社経費の相手科目は役員借入金となり、
個人支払分については仕訳不要となります。
カードの支払いは個人口座で行っています。
それでは現在の方法は間違っているということでしょうか?
また、期末に法人口座から個人口座へお金を移動させているのですがこの勘定科目は何になりますでしょうか?
個人口座であれば、
会社経費は上記のように役員借入金として処理をして、
個人分は経費を計上しないので、
役員貸付金/役員借入金という仕訳になるため結果的に仕訳は不要です。
お金を移動したときは、
代表者借入(上記の返済)/普通預金とします。
本投稿は、2023年07月11日 14時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。