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工事費の勘定科目

10月にベーカリーをオープンし
その際、工事費用を1000万ほどを
4回に分けて支払いました

全て建物の勘定科目で処理をしており
この金額で固定資産台帳に記入するのは
間違いですか?

明細をみてすべてを細かく分けて勘定科目を登録する必要があるのでしょうか

最初は経理のことは自分でも把握したいため
フリー会計を使ってやっているのですが
わからなくなってきてしまいました。

税理士の回答

税理士によって処理方法は様々ですが、弊社では下記の通り処理します。

・建物ではなく、建物附属設備として処理します。
理由:耐用年数が短く設定可能(通常10-18年)
・分け方が不明な場合はまとめて1,000万円を台帳に計上で問題ありません。細かく分けたほうが耐用年数が短くなり、早期に経費計上可能ですが、長い目で見たら一緒です。

ありがとうございます。耐用年数は10〜18年はなにか決まりがあるのでしょうか?自分で10年などと決めるものですか?全くの無知で申し訳ありません…

建物附属設備の主要な部分が何かによって耐用年数が変わってきます。
「減価償却資産の耐用年数等に関する省令_別表第一 機械及び装置以外の有形減価償却資産の耐用年数表」にて法定耐用年数が決められています。
よく見る耐用年数としては下記の3パターンが建物附属設備で多いです。
・電気設備(照明設備を含む。)_その他のもの 15年
・前掲のもの以外のもの及び前掲の区分によらないもの_主として金属製のもの 18年
・前掲のもの以外のもの及び前掲の区分によらないもの_その他のもの 10年

どれが質問者様の建物付属設備の主要な部分に合致するかで判断されたら良いと思います。

参考:減価償却資産の耐用年数等に関する省令_別表第一 機械及び装置以外の有形減価償却資産の耐用年数表
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=340M50000040015_20220401_502M60000040056

本投稿は、2023年12月05日 17時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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