売上返品の勘定科目
売上の返品がありましたが、勘定科目は売上高のマイナスでしょうか?売上戻り高でしょうか?決算の時は売上戻り高を売上マイナスにしないといけないと聞いた事があるのでが、、
また売上返品と作業費(わかれていない)の場合もあるのですが、これの勘定科目は何になりますでしょうか?
税理士の回答

売上の返品の勘定科目
売上の返品があった場合、一般的には「売上戻り高」や「売上戻り」として記録します。これは売上高をマイナスにする形で処理されますが、特に青色申告の青色申告書での決算においては、売上戻り高を売上高から控除する形で記載します。つまり、売上高から売上戻り高を差し引いた金額が最終的な売上高として報告されます。
売上返品と作業費が分かれていない場合
返品に伴う作業費や手数料がある場合、これをどう処理するかは具体的な取引内容によりますが、通常は次のように分けます。
売上戻り高: 売上に対する返品の金額
作業費(返品関連費用): 返品に関連する作業費用や手数料
例えば、返品があった場合には以下のように記帳します。
売上返品額: 売上戻り高(例: 売上戻り高 10,000円)
返品にかかる作業費: 一般的には「売上原価」または「販売費及び一般管理費」として処理することが多いです(例: 返品手数料 500円)。
返品の処理は業種や取引の内容によって異なる場合があるので、具体的な状況に応じて適切な勘定科目を選定することが重要です。
本投稿は、2024年09月10日 09時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。