メルカリの過去購入品の勘定科目
断捨離のためメルカリで過去に買ったアニメグッズをほぼ定価以下でだしています。
取引件数が200を越えるため、初めて確定申告をしようと思うのですが、過去に買ったグッズの仕分けはどうしたらいいでしょうか?
例えばなのですが
売上 4000
定価 6000
荷物運賃 200
支払手数料 400
とある場合、その年の仕入れではないため、勘定科目を教えて下さい。
税理士の回答

メルカリで過去に購入したアニメグッズを出品し、販売した際の仕訳について、以下のように考えることができます。
1. 売上高の認識
- 受け取った4000円は、売上として認識します。この場合、実際には商売をしているわけではないため、雑収入として計上する形が一般的かと思われます。
2. 過去購入のグッズの仕分け
- まず、これらのグッズは過去に個人的に使用するために購入したものである可能性が高いです。したがって、所得税法上の資産として考える必要があります。
- 資産の中で「貯蔵品」として捉える考え方、もしくは「前払費用」といった費目が検討されます。しかし、特に転売を目的とせず個人的な所有として購入した場合、取得価額自体が費用扱いであれば、特別な仕訳は不要です(特に減価償却資産とならないため)。
3. 費用項目の認識
- 荷物運賃200円と支払手数料400円は、それぞれ「発送費」や「手数料」として経費に計上することができます。こちらは直接販売関連の経費になります。
4. 差額の扱い
- 売上に対して経費を差し引いた額(4000円 - 200円 - 400円 = 3400円)が、収益として捉えられる形になります。
- 売却価格が購入価格を下回るため、所得税の課税対象とならない可能性が高いです。ただし、この点については全体の収支や他の所得との関係によって変わるため、詳細な税務判断が必要です。
5. 累計の取引について
- 取引が頻繁である場合、事業所得や雑所得として扱われる可能性があります。繰り返しの売買が営利目的とされるかが判断基準です。
本投稿は、2024年12月04日 00時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。