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無料で譲渡された部品や機械に取り付ける予定で加工した部品が取り付けられなかった場合の加工賃の仕分け

製造業、法人です。
弊社は、AとBという2つの工場を持っているのですが、工場間で無料で譲渡した部品や加工を施した部品が取り付けられなかった場合の加工賃、部品を取り付ける前提で製作したものが不必要になった場合の製作費の仕分けについてお聞きしたいです。

今までA工場内で使っていた機械装置の部品が、経年劣化により機能しなくなったため、B工場で使われていた部品をA工場の機械装置に取り付けることになりました。
しかし、B工場から持ってきた部品は寸法などの関係でA工場の機械装置に取り付けることができなかったため、A工場の機械装置に合うように加工を施して部品の取付を行いました。
それでも部品が傾いてしまい、機能しなかったため、部品の下に台を置くことで最終的には部品を機能させることができました。

その後、諸事情により新しく部品を購入することが決まったため、B工場から持ってきた部品やこれを機能させるために製作した台は結局取り付けないことになりました。
B工場から持ってきた部品は、将来的に新規購入した部品が壊れた場合に備えて保管しておくこととなり、
台については、将来B工場から持ってきた部品が取り付けられることを想定して、あるいは他に何か使い道があるかもしれないという理由で保管することとなりました。

そこで質問なのですが、
・予備品扱いとなったほかの工場から無料で持ってきた部品
・取り付ける予定で加工した部品が取り付けられなかった場合の加工賃
・部品を取り付ける前提で製作した台が部品を取り付けないことで保管することになった場合の台の製作費用
これらの勘定科目、仕分けを教えていただきたいです。

A工場が負担した額は以下の通りとなっております。
・B工場から持ってきた部品…0円(過去にB工場が購入した際は30、40万)
・B工場から持ってきた部品の加工費…139200円
・B工場から持ってきた部品の取り付け費用…524000円
・台の製作費…628785円

税理士の回答

原価計算などをどのようにされているかにもよりますがスペアパーツとして、貯蔵品などの資産勘定に計上されるのが妥当と考えます。
一例として、

・B工場から持ってきた部品→B工場の固定資産台帳などから残存価値を決めて
貯蔵品/B工場勘定 など
・B工場から持ってきた部品の加工費…139200円
貯蔵品/加工部署の労務費 など
・B工場から持ってきた部品の取り付け費用…524000円
貯蔵品/取り付け部署の労務費 など
・台の製作費…628785円
貯蔵品/製作費

といった形にかるかと考えます

回答いただきありがとうございました。
使う予定はあるものの結果的には使われていない状態のものをどのように仕分けしたらよいのか、
悩んでおりましたが、税理士さんの回答を見てすっきりいたしました。
早速そのように仕分けを行いたいと思います。

ありがとうございました。

本投稿は、2019年09月26日 08時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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