事業用クレジットカードと口座を新設した場合の旧口座の仕分けについて
昨年12月にフリーランス開業しました。
個人利用していたクレジットカードAと口座Aを事業用に会計ソフトに登録して確定申告をしました。
事業用を分けるために、今年4月にクレジットカードBと口座Bを新設しました。
クレジットカードAと口座Aを帳簿に書きたくないのですが、クレジットカードの引き落とし日と利用発生日がズレているため、どのように仕分けを処理したら良いか分かりません。
クレジットカードAは末締め、翌月20日引き落とし
クレジットカードBは20日締め、翌月10日引き落としです。
3月25日、事業用に事務用品を2,000円、クレジットカードAで購入
3月30日、プライベート利用で10,000円、クレジットカードAを利用
4月1日、口座Aから口座Bに200,000円振り込んで、口座Bを事業用として利用開始
(この時点で口座AとクレジットカードAの仕分け記帳をやめれるならやめたい)
4月2日、事業用に手土産を3,000円、クレジットカードBで購入
4月10日、プライベート利用で5,000円、クレジットカードAを利用
4月20日、クレジットカードAの3月利用分が、口座Aから12,000円引き落とされる
4月30日、事業用に切手を300円、クレジットカードBで購入
5月10日、クレジットカードBの4月利用分が、口座Bから3,300円引き落とされる
クレジットカードAを当初は事業&プライベート用としていたので、クレジットカードBを事業用にしても、個人使用の事業主貸が延々に発生しており仕訳入力を切る方法が分かりません。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
クレジットカードAと口座Aを帳簿に書きたくないのですが、
→これらを期首から連携を外して、以下のように事業主貸借勘定で処理すればよいだけのことかと思います。
プライベート(兼事業用)口座を連携すると、プライベート利用分もご記載のように仕訳しなければいけないので非常に煩雑です。
おそらくクラウド型ソフトをお使いと思いますが、具体的な操作方法はソフトの提供会社にお問い合わせください。
3月25日、事業用に事務用品を2,000円、クレジットカードAで購入
→事務用品費又は消耗品費2,000円/事業主借2,000円
3月30日、プライベート利用で10,000円、クレジットカードAを利用
→仕訳なし
4月1日、口座Aから口座Bに200,000円振り込んで、口座Bを事業用として利用開始
→普通預金200,000円/事業主借200,000円
(この時点で口座AとクレジットカードAの仕分け記帳をやめれるならやめたい)
→上記の通り、口座AとクレジットカードAは事業主借勘定で記帳していますので、そもそも事業用として記帳しておりません。
4月2日、事業用に手土産を3,000円、クレジットカードBで購入
→接待交際費3,000円/未払金3,000円
4月10日、プライベート利用で5,000円、クレジットカードAを利用
→仕訳なし
4月20日、クレジットカードAの3月利用分が、口座Aから12,000円引き落とされる
→3月利用分の仕訳は(貸方)事業主借で記帳しているため仕訳なし
4月30日、事業用に切手を300円、クレジットカードBで購入
→通信費又は貯蔵品300円/未払金300円
5月10日、クレジットカードBの4月利用分が、口座Bから3,300円引き落とされる
→未払金3,300円/普通預金3,300円
ご回答ありがとうございます。
プライベート(兼事業用)口座を連携すると、プライベート利用分もご記載のように仕訳しなければいけないので非常に煩雑です。
そうなんです。なので、事業用を分けたいと思いました。
昨年12月〜今年の3月まではクレジットカードAを事業用にしており、
昨年分(昨年12月まで)の確定申告をクレジットカードAを事業用で使用している帳簿で申告済です。
なので、すでにクレジットカードAと口座Aが帳簿内に存在しているのですが、期首(1月)から無いものとして記帳することな可能でしょうか?
1月1日に口座Aの期首残高を(借方)事業主貸/(貸方)普通預金、クレジットカードAの期首未払金残高を(借方)未払金/(貸方)事業主借、と仕訳して期首から連携解除するか、任意の日の残高を上記と同じように仕訳して同日に連携解除をすれば良いと思います。
上記の仕訳をしても今年の所得計算には影響しません。
本投稿は、2022年08月01日 15時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。