内税外税が混在する適格請求書の表記方法について
運送会社の適格請求書について質問です。
以下のような記述で要件を満たせるでしょうか?
いわゆる内税外税が混在しているものになります。
(例)
運送料小計(税抜) 10,000
通行料小計(税込) 100
------------------------
10%対象税込額 11,100
(うち消費税 1,009)
------------------------
合計請求金額 11,100
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受発注時に、運送料は税抜き、通行料は税込で行っておりますのでいずれかを税抜き税込みにすると、照合時に難儀します。
税率ごとに一回の端数処理、となっていますが、この場合、
1.各小計については目安として記載しているだけ
2.10%対象税込額を求める時に運送料を税込にする(この端数処理は税込にするだけなので端数処理一回の原則には反しない)
3.求められた10%対象税込額を税抜計算し、消費税を求める(ここではじめて税率ごとの端数処理)
ちなみに
運送料は税抜きで表示、通行料は預り金などにせず、課税売上として実費分を請求するのが業界的な商慣習で適格請求書になるまでは、
(例)
運送料小計(税抜) 10,000
消費税 1,000
通行料小計(税込) 100
------------------------
合計請求金額 11,110
------------------------
としていました。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

(例)
運送料小計(税抜) 10,000
通行料小計(税込) 100
------------------------
10%対象税込額 11,100
(うち消費税 1,009)
------------------------
合計請求金額 11,100
上記は良い。
(例)
運送料小計(税抜) 10,000
消費税 1,000
通行料小計(税込) 100
------------------------
合計請求金額 11,110
------------------------
としていました。
上記はまずい。
100円について、消費税が明示されていない。また、10%対応とも記載がない。
運送料小計(税抜) 10,000
通行料小計(税込) 100
------------------------
10%対象税込額 11,100
(うち消費税 1,009)
------------------------
合計請求金額 11,100
で行こうと思っていましたので、問題なさそうなことが確認できて安心しました。
チェックありがとうございました。
まずい、といわれたほうはインボイス制度まえのもので、それを、良いといっていただいたものに変更しました。
本投稿は、2024年12月08日 03時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。