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決算の連続性について

前期末繰越利益剰余金と(それを転記しただけのはずの)今期首繰越利益剰余金が連続しないことはあり得ますか?もしあるとしたら、どのようなことが考えられるかご教示いただければと思います。よろしくお願い致します。

税理士の回答

前期末繰越利益剰余金と今期首繰越利益剰余金が連続しないことは、一般的にはあり得ません。
繰越利益剰余金は前期の決算から引き継ぐものであり、前期末の繰越利益剰余金がそのまま今期の首繰越利益剰余金に転記されることが基本です。

転記ミス、仕訳の誤り、試算表作成時のエラー、前期の決算修正(過年度遡及会計処理)などの会計上の誤りで前期末残高と今期首金額が異なってくる可能性はあります。
原因が何か調べてみてください。

前期末の繰越利益剰余金と今期首の繰越利益剰余金は原則として一致し、連続しないことは通常あり得ません。相違が生じるとすれば、前期決算確定後に過年度遡及修正を行った場合や、前期末確定後に誤って今期首残高を別途調整した場合が考えられます。特に税務修正や会計監査による修正仕訳が反映されていない、または会計ソフトの繰越処理が正しく行われていないケースが散見されます。帳簿と総勘定元帳の整合性確認をお勧めいたします。

本投稿は、2025年07月10日 18時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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