エアコン設置に伴う工事費の会計処理について
エアコン設置に伴い、以下の費用が発生しました。
・エアコン本体:2台 50万円
・コンセント工事:2カ所 22万円
当方としては下記の処理を考えております。
・エアコン本体 → 資産計上
・工事費 → 修繕費として費用計上
この処理で問題ないでしょうか?
それとも下記のような指摘されるのでしょうか。
・工事費をエアコン本体に含めて資産計上すべき。
・建物付属設備として資産計上すべき。
1番安全で適切な処理をおしえていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
こんばんは、税理士の川島です。
コンセント工事は電気設備ですので建物付属設備となります。
あとは相談者様の選択できる処理方法にて(少額減価償却資産・一括償却資産・資産計上)処理されて下さい。
1. 電気工事が2カ所あり、1カ所あたり20万円以下です。この場合でも、軽微で修繕費として処理するのは避け、建物付属設備として資産計上する方が無難という理解でよろしいでしょうか。
2.「資本的支出」と「少額減価償却資産」の違いについて、簡単にご教示いただけますでしょうか。
はじめまして!公認会計士・税理士の清水と申します。
償却関係については下記のページを見てもらうのが早いと思います。今回のケースは全て20万円以上30万円未満と理解しましたが、その場合だと、通常の減価償却か、青色申告をしている場合は少額減価償却資産として、年間300万円まで、全額償却できます。
https://biz.moneyforward.com/accounting/basic/65238/
資本的支出は、当該支出によって固定資産の価値が増した場合、固定資産の取得価額に含めて、時の経過に応じて償却していくといったものです(一時の費用ではなく費用を按分)。
例としては、機械をメンテンナンスした場合、通常一時の費用になりますが、価値が上がるような機能の追加などは、資本的支出に該当する場合があります。
本投稿は、2025年12月10日 20時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







