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個人で借りている部屋にプラス役員社宅

現在、個人で賃貸しており、会社の経費にはしてません。部屋が手狭になり、同じマンションに空きが出たのもあり、もう一部屋借りる際に役員社宅として借りるのはどうなんだろうと疑問があり、質問させて頂きました。2部屋のうちメインは個人で借りている部屋のままの予定です。

税理士の回答

条件を満たせば役員社宅として借りること自体は可能です。ただし、実務上はいくつか慎重な整理が必要になります。
まず前提として、役員社宅は「役員の居住の用に供すること」が要件となります。今回のように、主たる居住は個人契約の部屋であり、追加で借りる一室を社宅とする場合、その部屋が実質的に生活の一部として常時使用されているかが問われます。書斎・物置的な利用に近い場合は、福利厚生性が否定されるリスクがあります。
また、会社契約とし、社宅規程を整備したうえで、役員から適正な社宅使用料を徴収しないと、給与課税や否認の問題も生じ得ます。形式よりも実態が重視される点は、特に留意が必要です。

本投稿は、2025年12月17日 12時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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