決算後、未払法人税等の仕訳忘れについての処理方法を教えて下さい。
前期の決算時に法人税、住民税及び事業税の納付額が168,100円と確定したので、今期で納付し処理を行いました。
本来、決算時に
法人税、住民税及び事業税ー未払法人税等
で処理しておいて、今期払った時に
未払法人税等ー現金
となると思うのですが、決算時の「住民税及び事業税ー未払法人税等」の処理を忘れてしまいました。
今期払った処理を「未払法人税等ー現金」とすると、未払法人税等が-168,100円となってしまったのですが、、、この後の処理の仕方がわかりません。
今から、法人税、住民税及び事業税ー未払法人税等の処理をしても大丈夫なのでしょうか?
他に処理の仕方があれば教えていただきたいです。
会社自体に会計士はおらず、経理も初心者2名で行っております・・・
助けて頂けると幸いです。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

中島吉央
今期払ったときに
法人税、住民税及び事業税ー現金
と、します。

出間忠公
今期の支払時に会計上で、租税公課(又は法人税等)168,100/現金168,100と仕訳をします。その後決算時に税理士が法人税の確定申告書を作成する際に申告書別表四において「損金計上法人税・住民税」の税務調整をしてくれます。安心してください。

当期に支払った時に 法人税・住民税及び事業税 / 現預金 で会計処理します。事業税は支払った今期の損金に算入されますが、法人税と住民税は損金に算入されません。そこで別表五(二)の損金経理による納付額⑤に法人税、道府県民税、市町村民税、事業税のそれぞれの金額を記載し、法人税の金額は別表四の2欄「損金経理をした法人税~」、道府県民税・市町村民税の合計は3欄「損金経理をした道府県民税~」に記載しておけば大丈夫ですよ。
本投稿は、2019年10月18日 10時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。