仕掛品/原材料 について
副業で家具の受注制作をしております。
経理初心者で今回新しく会計ソフトを使用し、これまでの仕訳が間違っていた事に気が付きました。
完全受注制作ですので在庫はありません。
これまでの仕訳方法で、材料を現金購入し 帳簿へは
原材料/現金 → 仕掛品/原材料 →製品/仕掛品 →積送品/売上原価
としてきましたが、残高試算表(貸借対照表)の売上原価に累計が記載され損益計算書の売上原価は空欄でした。
販売済みの売上原価は損益計算書へ・・・と思っていたのですが。
簡易ソフトで『材料仕入高』勘定などなく『仕入高』のみです。
上記の仕訳の原材料を仕入勘定に変更したら良いのでしょうか?
また、在庫がないはずなのに前年度ミスをし製品¥2800が棚卸資産となっています。
どのように対処したらよろしいでしょうか?
ご回答いただけますと幸いです。
税理士の回答

在庫がないのでしたら、おっしゃる通り、原材料を仕入高に変更すればよいと思います。また、在庫がなく、原材料を仕入高に変更した場合、仕掛品/原材料や製品/仕掛品、積送品/売上原価の仕訳は不要だと思います。
前年の誤りは、本来は修正申告ですが、金額が少額であるため、仕入高/棚卸資産の仕訳を検討されてはいかがでしょうか。
ただ、これだけの説明だけでは全体像がわかりませんので、書類をもって、お近くの税理士さんや税務署などに確認されることをおススメします。

ご質問者様の場合は、誤りにより、前年は税額を多く申告していたことになるようですので、正確には「修正申告」ではなく、「更生の請求」になります。宜しくお願いします。
本投稿は、2021年03月31日 10時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。