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貸借対照表の期首の資産について

貸借対照表の期首の資産についてお伺い致します。
個人で内装業をしております。
期首の預金高についてなのですが、利益が出ている限り毎年どんどん増えて行くことになりますよね。
ですが、自営ですのでその中から何割かは自身の生活費に使っている訳ですが(自分への給料)その記載は何かの仕訳でするのでしょうか?
しなければ、実際は会社の預金としてはこんなに無いのに、どんどん増えている事になります。
説明が分かりにくく、申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

税理士の回答

  回答します

  貸借対照表の預貯金の残高は、口座残高と一致させる必要があります。

  預貯金の口座に売上などの入金がされた後に、生活費で口座から出金した場合次の仕訳をします。
   事業主貸 ○○ /普通預金(預金の名称) ○○ 

  このような仕訳をすることにより、実際の口座残高と元帳上の残高が一致することになります。

  

期首の預金高についてなのですが、利益が出ている限り毎年どんどん増えて行くことになりますよね。
ですが、自営ですのでその中から何割かは自身の生活費に使っている訳ですが(自分への給料)その記載は何かの仕訳でするのでしょうか?
しなければ、実際は会社の預金としてはこんなに無いのに、どんどん増えている事になります。

預金残は、残そのものを記載します。
通帳と同じならば、一切問題はなし。
すべて、生活に使う場合には、
事業主貸***預金***
です。
引き出しているのもが、ある意味生活費です。

ご回答ありがとうございます。
恥ずかしながら知識不足で、2020年度より前の帳簿では事業主貸の仕訳をしておりません。
この場合、修正申告をしなければならないのでしょうか?

回答します

 所得金額・納税金額とも異動がありませんので、修正申告は必要ありません。

 1月1日付けで、預貯金の残高にあわせる仕訳
  事業主貸 / 預貯金 を起こして、今からでも補正をすることをお勧めいたします。
  

ご回答ありがとうございます。
令和1年と2年の事業主貸仕訳をしていないので、2年分だと結構な金額になるのですが、問題ありませんでしょうか?
3年度の1月1日の仕訳で2年分すればよいですか?
備考など何か書いておいた方がよいでしょうか?

米森まつ美先生の、言葉をよくご理解ください。
「貸借対照表の預貯金の残高は、口座残高と一致させる必要があります。」
2年分とかどうかではなく、通帳と合わせるのです。
それだけのことです。
備考は将来のため、記載ください。
ご理解ください。

  回答します

  問題ないかと言われましたら、ないとは言えませんが、「そもそもが間違っていたので訂正した」のであり、万が一税務署から質問を受けたときにそのように回答されれば問題ないと思います。

  仕訳の際の摘要には、「事業主貸勘定の仕訳もれによる、残高補正」と記載すればよろしいのではないでしょうか。
  3年1月1日付けでされてはいかがですか。2年分計上していないのであれば、2年分となります。

ご回答ありがとうございました。
1月1日付けで記載しようと思います。
助かりました。ありがとうございました!

ベストアンサーをありがとうございます。
 経理は慣れるまでは大変だと思いますが、頑張ってください。

本投稿は、2022年03月04日 14時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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