特別徴収税額の変更通知書
2年目の会社員です。特別徴収税額の変更通知書をもらい確認したところ、11月分より増額になっていました。増額理由はどういうものが考えられるのでしょうか?また、なぜ年度途中での増額なのでしょうか?
教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします!
税理士の回答

米森まつ美
回答します
変更通知書は、会社が年末調整後の「給与支払報告」後に、扶養親族などが実際には扶養から外れるにもかかわらず、当初の住民税の決定時に把握できなかったものが、後日扶養から外れることが把握された場合などの理由で住民税額の変更があり、送られるものです。
変更(増額)の理由は
① 配偶者や扶養親族の所得金額が扶養の条件から外れていた。
② 配偶者の所得金額が、当初の見込み金額と差が生じており「配偶者特別控除額」が多額に控除されていた。
③ 扶養親族などが他の所得者の扶養となっていた。
などが考えられます。
なお、貴方の「今年度の住民税」の納税額が増加したことに伴い、決定後の住民税の徴収時に不足額が生じ、不足した住民税額分も徴収するために、年の途中から徴収すべき住民税額が増額することになります。
変更理由は、「変更通知書」に記載があると思いますが、その様式や記載方法は市区町村により異なりますので、一概には言えません。
また、所得税の「扶養是正」は、市区町村の通知よりも遅く是正されますので、今後所得税も追徴課税される可能性があります。
回答、ありがとうございました。
詳しく教えてくださり、助かりました。

米森まつ美
ベストアンサーをありがとうございます。
少しでもお役に立てましたら幸甚です。
本投稿は、2021年10月20日 20時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。