自宅売却 譲渡所得について
戸建てを売却し、マンション購入を検討中です。土地家屋ともに売却利益がでます。建物木造14年、原価償却を考えると建物の利益が大きくなるかも。質問は、売却の際の土地建物の内訳はどの様に決まり、計算するのでしょうか。それにより譲渡所得が変わり、譲渡前を払うか住宅ローン減税を使うか決めかねています。
また譲渡利益を出す際に領収書のない外構工事200万キッチンオプション400マンは住宅取得費に計上できるのでしょうか。
私の持分は3,000万控除を使い、主人は上記の理由で未定。マンションローンは単独で7,000万。自宅売却でいつでも全額返済可能になります。予定ではある程度運用資金に回したい。今回はマンション引越し後直ぐに自宅売却でローン審査など通っています。
①売却時の内訳
②ローン減税か譲渡税支払いのどちらが得か
この2点をお教え下さい。
税理士の回答

池田康廣
戸建てを取得した時が新築物件ならば、国税庁のホームページに「譲渡所得の申告のしかた」という冊子が掲載されているので、その中に建築年に応じた標準的な1㎡あたりの建築費が掲載されています。中古物件を取得した場合は、その建物の登記事項証明書を見れば、建築年が表示されているので、その建築年の標準建築費から取得時までの減価償却費を控除した価額が取得時の建物の価額となります。
外構工事は土地の取得価額に算入し、キッチンは建物の取得価額に算入して減価償却をして下さい。
➀「売却時の内訳」とはとのようなご質問でしょうか? ご主人とあなたとの区分のことでしたら、登記の所有権の持分割合で計算します。
② 3,000万円の特別控除をする前の金額が不明のため、どちらが有利かはお答えしかねます。
本投稿は、2023年10月30日 09時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。