含み益のある暗号資産のレンディングサービスにかかる課税タイミング
現在含み益のある状態で暗号資産を保有しています。この暗号資産をレンディングサービスの私名義の口座に移して貸し出す際に税金はかかりますか?
レンディングサービスの報酬については課税されるとネット上で出てきましたが、上記についてはよく分かりませんでした。ご回答お願いします。
税理士の回答

土師弘之
暗号資産レンディングサービスとは、暗号資産を貸し付けて利息を得る事業です。
円貨で100万円貸し付けて1年後に110万円となって帰ってきた場合、10万円が貸付金利息となるのと同じ考え方です。
よって、10ビットコインを貸し付けて11ビットコインとなって戻ってきた場合、1ビットコインが貸付金利息となり、1ビットコインが課税対象となります。
含み益があっても、10ビットコインは10ビットコインですので、他の通貨に交換しない限り含み益は実現しませんので、個人が保有する場合には含み益を課税対象にすることはありません。
本投稿は、2024年04月08日 01時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。