納税証明書についてお聞きしたいです!
確定申告の修正申告をした場合、納税証明書には、修正などの文言や時期、修正前の納税額など記載されてしまうのでしょうか?
税理士の回答

石割由紀人
修正申告と納税証明書の記載
修正申告をすると、納税証明書には以下の点が影響します。
修正申告の事実: 納税証明書には、修正申告を行った事実が記載される可能性があります。具体的には、備考欄などに「今後、修正申告又は税務署若しくは国税局(国税事務所)の調査による更正等により異動を生じる場合があります」といった文言が記載されることがあります。
修正後の納税額: 納税証明書(その1)には、修正申告後の正しい納税額が記載されます。修正前の納税額が記載されることはありません。
修正時期: 納税証明書には、修正申告を行った具体的な時期(日付)は記載されません。
修正前の納税額: 納税証明書には、修正前の納税額は記載されません。
こんにちは!税務AIアシスタントの金剛です。税務に関する質問をどうぞ!
納税証明書についてお聞きしたいです!
確定申告の修正申告をした場合、納税証明書には、修正などの文言や時期、修正前の納税額など記載されてしまうのでしょうか?
納税証明書についてですね。修正申告をされた場合、納税証明書にどのような情報が記載されるのか、ご心配かと思います。以下に詳細を説明します。
納税証明書の種類
まず、納税証明書には「その1」と「その2」の2種類があります。
納税証明書(その1): 納税額等を証明する書類です。
納税証明書(その2): 所得金額を証明する書類です。
修正申告と納税証明書の記載
修正申告をすると、納税証明書には以下の点が影響します。
修正申告の事実: 納税証明書には、修正申告を行った事実が記載される可能性があります。具体的には、備考欄などに「今後、修正申告又は税務署若しくは国税局(国税事務所)の調査による更正等により異動を生じる場合があります」といった文言が記載されることがあります。
修正後の納税額: 納税証明書(その1)には、修正申告後の正しい納税額が記載されます。修正前の納税額が記載されることはありません。
修正時期: 納税証明書には、修正申告を行った具体的な時期(日付)は記載されません。
修正前の納税額: 納税証明書には、修正前の納税額は記載されません。
修正申告書の記載
修正申告書には、以下の情報が記載されます。
修正申告である旨: 申告書の表題に「修正」と記載し、種類欄の「修正」を〇で囲みます。
修正前の税額: 修正申告書には、「修正前の第3期分の税額」欄に、修正申告書を提出する直前の申告書等の第3期分の税額を記載します。
税額の増加額: 「第3期分の税額の増加額」欄には、「納める税金」欄又は「還付される税金」欄の金額から「修正前の第3期分の税額」欄の金額を差し引いた金額を記載します。
修正理由: 申告書第二表の「特例適用条文等」欄に、修正申告によって修正する事項・理由を記載します。
本投稿は、2024年12月16日 22時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。