毎月の給料から引かれる所得税税率
給料から毎月引かれる所得税の税率は、その月収が1年続いた場合の年収をもとに決まっているのでしょうか?
だとすると7月で会社を辞めてその後無収入になった場合、会社にいた間に給料から天引きされていた所得税税率は大き過ぎではないでしょうか?
税理士の回答
こんにちは。
「その月の社会保険料等控除後の給与等の金額」が基準になっています。
(給与所得の源泉徴収税額表というものがあります)
では、この源泉徴収税額表の金額はどうやって決まってるんだ?というとご相談者様の懸念も含まれていると思います。
(年末調整をすると少し返ってくる、ということも記憶にあろうかと思います)
ご相談者様の場合、無収入になったということなので確定申告をしてください。
源泉徴収税は前払いの性格なので、ご相談者様の一年の収入に合った金額に「確定」することになります。(つまり、還付されると思います)
ありがとうございます。
また、もし、1年の途中で会社を変わった場合は、2つ目の会社が前の会社の分も年末調整してくれるのでしょうか?
ありがとうございます。
途中で会社をやめてフリーランスになった場合は、年末調整と確定申告と両方行く必要があるでしょうか?
それとも、確定申告だけでよいでしょうか?
また、それは住民票のある県以外でも出来ますか?
宜しくお願い致します。
こんにちは。
今年は後2ヵ月ほどありますが、色々とお考えなんですね(笑)
(厳密にはちょっと用語が違うんですが、平易な表現で説明しますね)
【年末調整・確定申告】
年末調整を少し誤解してるかもしれませんが、これは年末時点で会社に勤めていれば会社がやってくれるものです。
もしフリーランスとなって、年末時点で会社に勤めてなければ、誰も年末調整を行ってくれません。
そのため、ご自身で確定申告を行う必要があります。
【確定申告の場所】
原則として1月1日時点に住民票がある住所地を管轄する税務署に提出します。
単純に引越しですか?であれば、住民票を移してください。
そうでなければ、「所得税・消費税の納税地の異動又は変更に関する届出手続」という特例もあります。
参考までに国税庁のURLを示しておきますね。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/06.htm
ありがとうございました。
会社員でなくなるのは初めてなので不安がありました。 年末調整は個人がやるものではないのですね。
勘違いが分かって良かったです。
本投稿は、2021年11月03日 16時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。