サラリーマン特定/一般口座で20万以上の利益が出た場合の確定申告について
お世話になります。
株利益ケース別の確定申告と払うべき税金の整理のため質問させていただきます。
今年の目標株売買利益20万円が現実味を帯びてきました。
よく、「特定口座(源泉徴収あり)と20万円以下なら確定申告は必要ない」という相談は散見されるのですがイマイチ分かりづらいです。以下の3ケースでそれぞれの理解はあっているでしょうか?
■ケース1
・サラリーマン 本業年収500万
・特定口座(源泉徴収あり)取引
・年間20万円以下の株利益
→①確定申告:必要無し
②所得税:納める必要ないが、特定口座なので利益がでる度納めている。
③住民税:納める必要あり、特定口座なので利益がでるたび納めている。
■ケース2
・サラリーマン 本業年収500万
・一般口座取引
・年間20万円以下の株利益
→①確定申告:必要有り
②所得税:納める必要なし
③住民税:払う必要あり確定申告納める
■ケース3
・サラリーマン 本業年収500万
・特定口座(源泉徴収あり)取引
・年間21万円の株利益
→①確定申告:必要無し
②所得税: 納める必要あり、特定口座なので利益がでるたび納めている。
③住民税: 納める必要あり、特定口座なので利益がでるたび納めている。
以上、ご回答よろしくお願いします。
税理士の回答
「特定口座の確定申告不要」と「20万円以下の確定申告不要」は異なる取り扱いですのでわけてお考え下さい。
特定口座(源泉徴収あり)を選択している場合、20万円という金額制限なく確定申告不要を選択できます。
ケース1とケース3は特定口座(源泉徴収あり)の時点で確定申告不要を選択できます。
ケース2は給与以外の他の所得含めて20万円以下かどうかで判断します。
ご回答ありがとうございます。
ケース1とケース3は特定口座(源泉徴収あり)については認識を改めることができました。
ケース2について「20万円以下かどうかで判断する」ということは、一般口座で取引する場合、自分の裁量で年間総利益を20万円以下になるようコントロールし、住民税だけを納める目的で確定申告することも可能かと思うのですが…?
あくまで金額判定ですので、所得をコントロールした結果だとしても20万円以下であれば申告不要の選択は可能です。
ただし所得税に対する取り扱いですので住民税の申告は必要となります。
ありがとうございました!
自分の中では整理ができました!
本投稿は、2022年07月19日 16時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。