ソフトバンクグループの納税が0円?どういう理屈?
ソフトバンクグループの納税が0円らしいのですが、どういう理屈でそうなるのでしょうか?
税理士の回答

吉川友貴
2018年3月期の決算のことでしょうか。
数年前に買収していた会社の株式を連結子会社に譲渡(現物出資)しました。譲渡の際には、買収したときに支払った金額を基に算出した株価と、譲渡したした時の株式の価額の差額を計算して、譲渡損益を計算します。
ソフトバンクのケースでは、1兆円以上の損失が生じました。この損失は欠損金として10年間繰り越すことができます。
2018年3月期は6000億近くの利益がありましたが、この欠損期を充当して、課税対象の金額は0円となり、法人税額も0円となったしだいです。
本投稿は、2019年10月30日 20時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。