休眠中の有限会社の法人税について。
平成14年頃、母親から遺言により有限会社の名義になっていた不動産を譲り受け、取締役となりそこに1人で住んでいました。その不動産を担保に借り入れを行い、小さなテイクアウトの1人で出来るようなお店をしていましたが経営が上手く行かず借金を抱えその会社名義の不動産は弁護士さんの紹介された不動産屋さんに売却。それでも借金が残り、その借金を何年かに渡って払って完済しました。その私が受け継いだ有限会社の中身の詳細は前に母親と義父がやっていた仕事内容のまま(仕事内容を変えると手続きにお金が発生することもあり)ただ不動産を持っている。という状態でした。その有限会社は個人の小さなお店を自分で経営する為に銀行から借り入れを行う為に担保に入れた。というくらいで、有限会社として何か法人的な役割を果たしていた訳ではありません。あれからもう随分時間が経ちますが、今、個人でI T関係の仕事を家族で始めたので、この有限会社の仕事内容、また家族を役員にして節税してみては?と思っていますが、平成14年からの今も休眠している有限会社は法務局にまだ登記があるそうですが、休眠して何も手を付けていないなら法人税はかからないでしょうか?ちなみにあの頃知識不足で法務局には休眠届けのような書類は出しておりません。誰かこのような件で詳しい税理士様、御回答、お願い出来ますでしょうか?宜しくお願い申し上げますm(_ _)m
税理士の回答

土師弘之
10年以上も休眠している会社であれば、税務署・県税事務所・市税事務所とも実体のない法人として処理しているはずで、永らく何の通知もないはずです。実際に活動しているのならともかく、休眠状態であれば遡って課税などの処分を受けることはないはずです。
ちなみに、登記上(法務局に)休眠届の制度はありません。
大変、参考になりました(^^)本当にありがとうございましたm(_ _)m
本投稿は、2021年06月17日 08時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。