消費税の基礎知識〜消費税の使い道や消費税率の歴史〜 - 節税や実務に役立つ専門家が監修するハウツー - 税理士ドットコム

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消費税の基礎知識〜消費税の使い道や消費税率の歴史〜

消費税は税金の中でも日常生活に広く浸透しており、何気なく支払っている人も多いものです。だからこそ、消費税増税ともなれば話題を集めます。そこで、このページでは、消費税の基礎知識を中心に、制度の背景や増税の行方などについてご説明します。

目次

消費税の仕組みと使途

まずは、消費税がどういった税の制度なのか、その仕組みと、消費税が何に使われているのかについて確認しましょう。

消費税には「消費税(国税)」と「地方消費税」がある

消費税は商品やサービスを消費する際に課される税金で、消費者が負担して事業者が納付します。消費税は2017年4月時点で8%が課税されていますが、正確には2つの税金の合計税率が課されています。それが以下の2つです。

  • 消費税(国税):6.3%
  • 地方消費税(地方税):1.7%

つまり、消費税と地方消費税を自動的に納めているのです。

課税方法は「多段階課税」が採られる

生産者から消費者まで、ものやサービスが流通するときには、卸売業者や小売業者などの仲介業者を挟みます。そこで税負担が公平になるように「多段階課税」が採用されています。これは利益部分に税金を課していく方法です。仮に1万円のものを購入したとして、以下のようなイメージになります。

  1. 400円(生産者納付額)=5,000円×8%
  2. 160円(卸売業者納付額)=7,000円×8%-5,000円×8%
  3. 240円(小売業者納付額)=10,000円×8%-7,000円×8%
  4. 800円(消費税額)=(1)400円+(2)160円+(3)240円

このように消費者として課税されるのは(4)の消費税額です。ただ、その過程を見ると生産者や卸売業者が税金を預かる方法が採用されているのです。

消費税の使い道は「社会保障」のため

どの税金にも使途は決まっており、当然、消費税にも使い道があります。消費税収の全ては「社会保障財源」として、年金、医療、介護、子ども・子育て支援の4経費のために使われます。この使い道は2012年に実施された「社会保障・税一体改革」によって決められており、2014年度予算から実現しています。

消費税の歴史

消費税が導入された歴史的経緯について確認してみましょう。消費税は過去に2度、増税されています。

消費税3%の導入(1989年)

日本で初めて消費税が導入されたのは1989年4月、竹下登政権下のことでした。それまでも大平政権(1979年)に一般消費税導入の閣議決定、中曽根政権(1987年)に売上税の法案提出がされましたが成立しませんでした。

それがようやく1988年12月に消費税法が成立し、翌4月に施行されたのです。導入当時の目的は「財政再建」のためで、この年の消費税の税収額は3.3兆円だったとされています。

消費税5%に増税(1997年)

消費税が5%に引き上げられたのは1997年4月、橋本龍太郎政権下においてです。この増税は「福祉を充実させる」ことを目的に実施されました。これによって1997年の税収額が9.3兆円まで増えています。その後17年間にわたり、消費税率は5%を維持し続けます。

消費税8%に増税(2014年)

消費税率が8%に引き上げられたのは2014年4月、安倍晋三政権下においてです。2012年6月野田佳彦政権下にて消費税率を2段階引き上げる法案を提出・可決されていたことを受けての増税でした。

これにより消費税税収額は16兆円まで増えました。なお、すでに説明した通りで消費税は「社会保障財源」として使われています。

消費税率10%増税の行方

消費税率が8%になった時点で、10%へ引き上げることが決まっていました。これは2段階引き上げる増税法が成立していたからです。そこで消費税率10%の実施予定日について見ていくこととします。

当初予定日は「2015年10月1日」

消費税10%の導入は当初の予定では「2015年10月1日」とされていました。これは野田政権下で決定されていた内容です。しかし、2014年11月18日に安倍首相は記者会見において「2017年4月1日」に延期する旨の発表をしました。なお、この時点で「再び延期することはない」と語っています。

1回目の変更後予定日は「2017年4月1日」

1回目の変更後予定日は「2017年4月1日」とされていましたが、それが実現されることはありませんでした。なぜなら、安倍首相が2016年6月1日時点に「2019年10月1日」まで延期する旨の発表を行っているからです。

2回目の変更後予定日は「2019年10月1日」

現段階において、消費税10%の引き上げ予定日は「2019年10月1日」となっています。しかし、これは安倍首相の任期期間を過ぎています。そのため、本当に実現されるのか不透明な状態になっているとも考えられます。

おわりに

消費税は商品やサービスの消費に関係する税金で、多くの人に関係する税金です。その一方で浸透しており当然に支払っている税金でもあります。だからこそ、今後も消費税率の行方には注意を払っておきたいものです。

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